社長ブログ7 世界の3大発明

02月23日

 社長ブログ07 

印刷業界の機関紙として、「日本の印刷」なるものが出版されています。
表紙をめくった次のページに「天真爛漫」というコーナーがあります。
そこは各県の印刷工業組合の理事長が担当します。
先日、久しぶりに組合本部から天真爛漫の記事を書いてほしいとの依頼がありました。
5年ほど前にも同じような依頼があり、その時は手前味噌たっぷりに、人類の3大発明といわれる、印刷、羅針盤、火薬の中でもダントツに印刷の貢献度が高いというようなことを書きました。
活字を使っての印刷物になった情報は、時間と空間を越えて、それまで考えられなかったほど多くの人々に伝わり、また蓄積されてきました。

文明の進歩をグラフで表すとそれまでの1次関数的な、ほんのすこし右肩上がりの一直線から、2次関数的な曲線で表せるような、驚くべき進歩を成し遂げてきました。
今、地球上にあるすべての発明、発見の根幹に、印刷による知識の集積があると思うわけです。
しかし、コンピュータが進歩を重ね、映画では「アイ.ロボット」や、目の前の現実として人型ロボットの「ペッパー」などを見ると、科学の発達が人類の為に本当によかったのかどうか、とても心配になります。